アレな詩

こんにちは、お久し振りです。
お元気でしたか? 私は元気です。
お決まり文句の言葉を並べ、
恭しくわざとらしく頭下げましょ。

結局みんなそれをお望み、
いつもと同じ美辞麗句。
それになんて意味ないの。
何の意味もありゃしない。

みんなお決まり文句並べて、
それで取り繕ってるだけなのさ。
自分の本音も、
夢も希望も欲望も、
綺麗な文句に包んでしまって、
お決まり文句に包んでしまって、
結局どこかに放り投げちゃう。

お空のカナタに放り投げ、
そして結局落っこちる、
空っぽの頭に落っこちる。

こつりと当たって気が付けば、
綺麗な星が回ってる。
それを追いかけ歩き出せば、
真っ黒な穴に落ちるのさ。

誰もが落ちたその穴は、
ひしめき合って居心地悪い。
だけど誰もそれに気付かず、
お決まり文句を並べたて、
美辞麗句を重ねてる。

ほらほら見上げてごらん、穴の底から。
空に浮かぶ月を見上げて、
誰もがそれを欲しいと叫ぶ。
だけどほらほら、気付いているか?
誰も気が付いちゃいないこと。
誰も気が付いちゃいないこと。

誰も彼もが気が付いちゃいない、
穴に落ちたこと気が付いちゃいない。

そして、誰かが投げたアレを欲しいと叫ぶのさ。
自分が投げたアレを欲しいと叫ぶのさ。

自分が捨ててしまったものを、
誰もがみんな欲しがるの。

ねえ、キミは何を捨てた?
ねえ、ボクは何を捨てた?
ねえ、アレは何?

結局ただのお決まり文句。
結局ただの美辞麗句。
包まれてるのは……がらくたなのさ。


〜ブログより再録
2006年08月09日




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