広い空の下

広い空の下を歩いて、
言いようのない不安に襲われて、
僕は足を動かし続ける。
そうしたら不安が消えて、
希望が目の前に姿を現す、
なんて、思ってはいないけど。

憧れた自由は、
ただ不安を増やすばかりで、
解放感など、ただの苦しみでしかない。

だけど、
これを選んだのは自分なのだ。
紛れもなく自分自身が、
この結果を選んだのだ。

不安のない窮屈さよりも、
不安のある解放を、
望んだのは自分自身なのだ。

だから僕は今日も、
遮るものさえないこの広い空の下、
増していくばかりの不安を抱え、
歩き続ける。

いつか壊れてしまうまで。
いつかその時が来る日まで。
僕は一人歩き続ける、
この広い空の下を。


2006/08/28




/